「コストセンター」から「DXの最前線」へ 〜今こそやるべきバックオフィスの構造改革〜

コロナ禍におけるバックオフィスの在り方
今こそやるべきデジタルトランスフォーメーション化

新型コロナウイルスの影響でテレワークが一気に浸透し、1年ほどが経過しようとしています。多くの部門が在宅勤務へとシフトしている中、出社して会社を守り続けてきたのがバックオフィス部門でした。

ITmedia ビジネスオンラインが2020年6月に発表した調査では、テレワークを実施した企業の割合が90.4%だったのに対し、バックオフィス業務担当者の実施率は74.4%。書類やハンコといったテレワークの壁に直面しながら、全社のテレワーク基盤を整えてきた実情が明らかになっています。

新型コロナの感染拡大から1年が経過するも終息を見せない今、日本企業の次なる課題はテレワークを起点とした「デジタルトランスフォーメーション(DX)」であることは疑いようがありません。効率的に変革を促すには、まずバックオフィスからDXをけん引していく必要があります。

例えば情報集約。これまでのバックオフィスは重要な社内の情報が集約されながらも、定常業務に追われることでその情報を活用できていませんでした。しかし多様な目的に合わせたITツール/ソリューションが登場してきたことで、今までの在り方を見直すタイミングであるといえます。

本セミナーでは、バックオフィス業務に携わる方々がITを活用して自身の業務を効率化しつつ、会社全体の業務環境の改善、そしてDXをけん引していくにはどうすべきか。コストセンターから、DXの最前線へとアップデートするための情報をお届けいたします。

※一度のご登録で、会期中はどのセッションでも視聴いただけます。

Guest Speakers

【Day1:人事・総務 基調講演1】
株式会社モザイクワーク
取締役
橋 実

鈴家@銀座 顧問。新規事業経験×企業人事経験。事業視点に立った組織・人事改革を得意とする。現在2社(地方飲食チェーン1社、中堅物流1社)にて人事部門に入り支援を実施中。
【Day2:財務・経理 基調講演2】
リベロ・コンサルティング代表
業務設計士®、税理士
武内 俊介

金融のシステム企画部門、会計事務所、スタートアップ数社のバックオフィスを経て、独立。「業務設計」というスタイルで、現場の運用を徹底的にヒアリングすることで課題を洗い出し、会計処理から逆算しながら業務とシステムをすべて再設計。さらには、安定稼働まで併走して支援するサービスを中小企業に対して提供している。SaaS活用やバックオフィスのDXに関する記事の執筆や講演多数。

プログラム -Day1:人事・総務- 2月25日

14:00〜14:40
基調講演1

生き残る人事総務/生き残れない人事総務
――10年後も必要なバックオフィスとは

従来、定型業務/紙業務が多く、コストセンターとして捉えられがちな人事・総務部門にもIT化の波が押し寄せている。これまで人事総務が行っていた業務も、テクノロジーによって移管され始めているのだ。
そこで本講演では、人事総務部門が進化するテクノロジーと共存し、生き残っていくために必要な能力とは何か。そして、企業の生産性をバックオフィス起点で高めていく「攻めのバックオフィス」に求められるものは何か。コロナ禍やリモートワークの浸透によって新たに生まれた諸課題や対処法とともに、解説していく。

株式会社モザイクワーク
取締役
橋 実 氏

14:50〜15:20
セッション1

人事データの一元管理がバックオフィスのIT化をDXに繋げる

社会全体で働き方が見直され、業務のIT化が進む一方、中には自社ではIT化が定着せず、DX・企業成長に繋がってないケースが多くあります。
企業成長に直結するDXに必要なことは、取り組みの順序付け、バックオフィス基盤の強化、従業員が使いやすいITサービスの導入が挙げられます。
本講演では、企業成長を見すえたバックオフィスのDX化のポイントをご紹介します。

株式会社SmartHR
インサイドセールスグループ
西條 宏松 氏

15:30〜16:00
セッション2

ニューノーマル時代に求められる企業の健康管理改革

まだ昨年までとおなじ業務フローで問題ない!と思っていませんか?テレワークとオフィス勤務がまだらに混じる2021年、「従業員の健康を守る労務管理」の領域は、ペーパレス化に取り残されたままです。本講演では健康診断やメンタルヘルス対策をデジタル管理することで、人事・総務の生産性向上と従業員の健康リスクの軽減を実現する解決策をご提案します。

株式会社iCARE
取締役 CRO
中野 雄介 氏

16:10〜16:40
セッション3

オンライン時代の「従業員教育のポイント」と
「企業研修の今後」

本セッションでは、即戦力として現場に送り出すために人材教育を効率化するための方法や環境整備、また集合研修と比較して研修時間を4分の1に圧縮した当社の教育担当部署の事例を交えて、弊社コーポレートグロース部 副部長の坂野がオンライン時代における従業員教育のポイントや企業研修の今後についてお話します。

株式会社スタディスト
コーポレートグロース部 副部長
坂野 亜希子 氏

16:50〜17:20
セッション4

電子署名で脱「紙+ハンコ」!
〜バックオフィス業務のデジタル化

バックオフィス業務で「紙とハンコ」を利用することは、即ち、納品書や請求書、 契約書、雇用契約書、伝票等などの大量の物理的な紙を扱うことを意味します。これ以外にも、人事総務関連の社内申請や承認、もしくは稟議、決済など、多くの非効率な「紙+ハンコ」が企業のバックオフィスに存在します。また、「紙とハンコ」による業務プロセスのため、コロナ禍で多くの企業がビジネスの継続性の問題に直面しました。このアナログなプロセスを電子署名テクノロジーによりフルデジタル化するのが、ドキュサインの「DocuSign Agreement Cloud」です。本セッションでは「DocuSign Agreement Cloud」を用いて、企業の合意・稟議プロセスをエンド・ツー・エンドでデジタル化することをテーマにお話しさせて頂きます。

ドキュサイン・ジャパン株式会社
マーケティング・ディレクター
土肥 渉 氏

申込

プログラム -Day2:財務・経理- 2月26日

14:00〜14:40
基調講演2

リモートワークどころじゃない?
いまだに「昭和」な財務経理部門、まだ間に合うDXの始め方

コロナは日本社会にも大きな変化をもたらした。特に大きかったのは「在宅勤務者7割」が要請される中でのリモートワークの導入だろう。多くの職場で強制的にリモートワークに移行した。
そんな状況の中でも、「在宅勤務ができない」と嘆いているのが財務経理部門のスタッフだ。大量に溢れる紙の書類やアナログな手続きに埋もれ、「昭和」で時が止まった非効率な仕事の仕方はリモートワークの導入にも大きな障壁となっている。
本講演では、デジタル化が遅れていた財務経理部門において、これからどのようにDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいくべきかを最新の事例を交えてお伝えする。

リベロ・コンサルティング代表
業務設計士®、税理士
武内 俊介 氏

14:50〜15:20
セッション5

“差し戻し地獄”は、もうイヤ!
コロナ禍で滞る面倒な社内稟議の解決策

稟議や決裁における社内ルールって、年々複雑になり続けていませんか?
オフィスにいれば近くの席の人に聞いてすぐに解消できた疑問も、リモートワーク社会ではなかなか解消できず、従業員のストレスはもう限界です。社内の既存システムを全く改修することなく、従業員を事務処理の負担から解放させる方法をご紹介します。

NTTテクノクロス株式会社
戦略ビジネス特区 プリンシパルビジネスプロデューサー
生駒 勝幸 氏

NTTテクノクロス株式会社
戦略ビジネス特区 イントラプレナー
安田 航 氏

15:30〜16:00
セッション6

今注目の電子帳簿保存法とは。
スキャナ保存と電子取引の最新情報について

新型コロナウイルスの影響でテレワーク対応を求められていますが、領収書や請求書など「紙・ハンコ」がテレワークの阻害になっているという声を聞きます。改めて注目されている「電子帳簿保存法」のスキャナ保存と電子取引について最新情報を交えながらお伝えいたします。近年の税制改正(令和3年度の税制改正大綱)の弊社解釈についても触れます。

株式会社マネーフォワード
マネーフォワードビジネスカンパニー クラウド経費本部
野永 氏

16:10〜16:40
セッション7

紙のデジタル革命
−今使っているツールからはじめるビジネスのデジタル化−

あなたのパソコンにAcrobat Readerははいっていませんか?PDFを使ったことがあるけど、その機能を最大限に使えてないという方は、必見のセッションです。
アドビが提供するドキュメント製品 Adobe Document Cloudは、クラウドサービスとして高度なセキュリティや外部クラウドサービスとの連携が可能で、業務のDXを促進できます。今ではテレワークでの文書業務の電子化にも欠かせないツールとなっています。紙の請求書や見積書のスキャンから契約書の締結まで、バックオフィスの文書業務を効率化し、そこからうまれた時間を本来のビジネスへ投下していく、PDF活用術をご紹介します。

アドビ株式会社
アドビ インストラクター
大倉 壽子 氏

申込

Day1〜Day2のセッションは、2月27日よりアーカイブ配信もいたします。
気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
※一度の登録で、どのセッションでも視聴いただけます。
※アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。

【お問い合わせ先】 アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 event_support@sml.itmedia.co.jp

提供:
/制作:/掲載内容有効期限:

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開催概要

会期 2021年2月25日(木)
〜 2021年2月26日(金)
形式 ライブ配信セミナー
参加費 無料
対象者 経営者、人事・総務部門の方、財務・経理部門の方、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定をする立場の方、企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者 など
申込

主催

協賛

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