「ゼロトラストセキュリティを選ばざるを得ない企業」がコロナ禍で続出の訳テレワークで変わる企業のセキュリティ【第1回】

ロックダウンやオフィス閉鎖を受けて、企業はテレワークへの移行を急ピッチで進めることになった。その中で企業が注目しているのが「ゼロトラストセキュリティ」だ。どのような点にメリットを感じているのか。

2021年07月19日 05時00分 公開
[Arielle WaldmanTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)を引き金に、企業のテレワークへの移行が加速した。その流れを受けて、企業が「ゼロトラストセキュリティ」に目を向け始めている。ゼロトラストセキュリティは、デバイスの状態に基づいてデバイスやエンドユーザーに適切なアクセス権限を与えるセキュリティアーキテクチャだ。具体的には、デバイスにパッチが適用されているかどうか、デバイスの所有者は誰か、デバイスはどのネットワークに接続しているのかといった状態を基に、アクセス権限を付与する。

「もうゼロトラストしかない」 コロナ禍で高まる需要の“必然”

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