セキュリティ研究者が、無線LANデバイスに存在し得る脆弱性群「FragAttacks」を発見した。どのような脆弱性の組み合わせなのか。簡潔に説明する。
無線LANアクセスポイントをはじめとする、無線LANデバイスに関する複数の脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった。これらの脆弱性を悪用すると、攻撃者は通信内容を傍受できる可能性がある。業界団体Wi-Fi Allianceによる相互運用性の認定プログラムを通過した、現存するほぼ全ての無線LANデバイスが、この脆弱性の影響を受けるという。
この脆弱性群は「FragAttacks」(Fragmentation and Aggregation Attacks)と呼ばれる。FragAttacksは、同じ無線LANに接続しているデバイス間でデータをやりとりする方法、特にデータをカプセル化するフレーム(イーサネットフレーム)の構造に起因する。フレームとは、やりとりするデータに送信先などの情報を付加した一連のデータ群を指す。
生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...
2023年のSNS炎上総数は189件、炎上元の媒体1位は「X」――コムニコ「炎上レポート」
コムニコが「炎上レポート」2023年版を公開しました。
今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...